元美容師、お洒落な服の購入に30万年キャッシング

現在は35才、平日はアパレル会社に勤務する主婦です。

上京したての15年前、私は美容師をしていました。今でいうカリスマ美容師ブームの頃で、今よりも美容師さんがもてはやされていました。地方出身で、専門学校も同じく地方でしたので、勤務先の青山の店舗に出向いてから私の状況が一変しました。

同期が6人いたのですが、私以外はみんな都内の学校を卒業していて、なんというか、華やかさが全然違いました。自分も手持ちの服でなんとか頑張っているものの、どうしても田舎臭さが抜けず、とても焦っていました。店長や上司から、「新人は何も仕事が出来ないんだから見た目だけでも良くしといて!」と言われ、ますます服に関してプレッシャーが強くなりました。

同期の子の服はいわゆるコレクションブランドと古着をうまく組み合わせたものでした。私のメインは古着です。そのことに気付き、早速私も買い物へ。でも、当然高いんですよね。しかも本格的に高い。(今でも謎なんですが、みんなあんな薄給でどうやって買っていたのでしょうか?)でも、買わないと…。すごく葛藤して、最初は諦めていました。しかし、休みのたびにショップに足を運んでいるとだんだん目が肥えてくるというか、次第にどうしても欲しくなっちゃっていました。

そんなとき、CMで見たプロミス。簡単審査という言葉がスッと頭に入って来て、次の休日に向かっていました。何個か質問に答えたあと、すんなりと30万年が手元に現れました。現金を手にすると、これが借金という意識が薄くなって、さ、買うぞー!と持っちゃっていました。最初は少しだけ、少しだけと思っているのに、30万も持ってるんだと勘違いで気が大きくなっていて、結局10万年を一気に使っちゃいました。

残りは大切に残しておいて、返済にも当てよう、すぐ返そうと、頭のどこかではわかっているのに、そのあとも欲しいものをあまり我慢しなくなり、すぐに使い切ってしまいました。服なんて流行もあるし、美容師だと汚れも多くて、高いお金を出して買ったのに、すぐに他の服が欲しくて結局もう一社で20万円。

この頃にはやはり返済がキツくなってきて、結局自転車操業でした。もうキャッシングはやめようと決意して、お店に内緒で夜にキャバクラのバイトをし、なんとか必死で返済しました。1日中立ち仕事の後の深夜のバイトは気が遠くなりました。でもキャッシングって、なかなか返済が減らないんですよね。結局完済まで約一年かかりました。最初から借りずに、バイトだけしておけば良かったです。

目先の欲望を悪い意味で後押しするのがキャッシングですね。

お金は労働の対価と言われますが、本当にその通りです。

苦労せずに、しかも楽して借りたお金は、利子を含んで大変高くつきました。あのときの苦労とお金に終われる生活に疲れ、今では絶対にキャッシングはしないと心に決めています。